No.79

Zephyr(ゼフィロス)』:あらすじ

主人公の少年・ドージャスは廃城に住み着いて敷地内に人が入らないように番人をしている。
それが、幼少の頃に西風になって去ってしまった育ての親の風の精と交わした最後の約束だったからだ。
外壁には結界が張られており、正門は開けようとすれば大きな金属音が鳴るためそれを合図に自身の部屋から咆哮を轟かせれば招かれざる客を撃退できた。

ある日、いつもの様に侵入未者を撃退した後ドージャスが正門まで見回りに行くと、門のすぐ外側に一人の少女がたたずんでいるのを見つける。
戒し威嚇するドージャス、しかしその少女は至って物静かに「この敷地内にある大きな桜の木を見せてほしい」と言った。
そして少女が「アナタの育てのお母さんの風の精に教えてもらったの」と言葉を続けるとドージャスのそれまで張り詰めていた心がふっとやわらぐ。
少女はかって風の精がドージャスに預けたものと同じ「信頼の証」を持っていた。
「もう一つの目」があるためいざとなればいつでも状況を把握して制止できるだろう、そう判断したドージャスはついに警戒心より好奇心が勝りその少女を城内へと招き入れる。
これが悲劇をはらんだ壮大な冒険への皮切りとなることを本人はまだ知る由もなかったのだ。

#Zephyr

あらすじ